酒と日記と男と女


自慢したい。
自慢するのが大好きです!!!


みなさんも、人に生まれたからには
自慢の1つ2つしたい時くらいありますよね?
めっちゃいいギターを買ったとか
素敵な彼女ができてしまったとか
実は勢いを付けずに逆上がりができるとか
どうやってみんなに伝えますか?


なんやかんやで、いい大人ですから
できる限り、さり気なく、そしてエレガントに。
なおかつ、多くの人に対して効率よく、よりデカく
自分の株を上げて行きたいもんだな。と正直な所思っていたり
板ばさみな感情に脅かされて。


あなたは、何のために生まれてきたのか?と言う問いに
「すげぇ。あだちさん大好き」と言われるために!と
(なかば、かぶせる勢いで)答えたい。そして
お嫁さんの友達には、「あんたのとこの旦那、超イカす」と。
息子・娘の友達には、「ユァダディ、超クール」と。
言わせしめる為に僕は頑張って生きているのです。


記憶力が悪い。


唐突に何を言ってるんだコイツは。ってなったかとは思いますが
ともかくあだちは記憶力が悪いです。
同じ話を、何度も同じ人にしたりします。
「その話は前に聞いた」とはっきり言ってくれる人なら
えへへと照れ笑ってその場は終わりなのですが、
気を使ってもう一度「へぇ、そうなんだ。すごー」と言われているケースが
一番つらいです。お互いに。
その優しさがつらい。優しい嘘ならいらない。


話は戻りますが、あだちは何か言う前に一度考える癖があります。
「これは自慢話だ」あるいは「自慢と取られるかも」と判断した場合、
さり気なく、イヤミが無いように話そうとします。
対人チキンですから、こんくらい当たり前です。
ただ、どれだけ気をもんでも忘れているモノは忘れていますから
遠まわしに言えば言うほど
「ああ。コイツはよっぽど嬉しいんだな」
と優しく微笑まれてしまうのです。


こうやって、どんどん「自分の話をする」ことが
怖くなっていくんだろうなぁ。
大人化現象ダメパターンの1つかもしれない。