QUEENSRYCH / TAKE COVER:今週よく聞いていたもの049

テイク・カヴァー

テイク・カヴァー

カバーアルバム。
なんだか巷ではあんまり評判はよろしくないようだけど、試聴してみた結果、購入。ていうか、ここ最近のオリジナルアルバム自体評判は芳しくないが。
実際、原曲を知らないというか「誰?」みたいな選曲もあったりで、何とも言えない部分はあるけど、自分はだいぶ楽しめたなあ。ジェフ・テイトのボーカル大好き、というのが相当ポイントにはなってるけど、ある時期を境にQUEENSRYCHEに対してよく言われる「暗い」という批判に関しては、もう諦めた方がいいんではないか。だって、バンドがそれを指向してるんだし、そこはなかなか変わらないのではないかなあと思う。僕はこういうサウンドがOKなんで、別にマイナスポイントにはなってない。

しかし、ボーカリストによる効果ってデカイなあと再認識した。自分の場合、ジェフ・テイト、マイケル・キスクあたりは、とりあえず歌ってるだけで聞いてみたくなるぐらい好き。そのジェフにしたって、確かに高音の感じが衰えているような気はするけど、今の感じも悪くないけどなあ。
以前、徳永英明の「VOCALIST」の1作目が出た時も、"以前のような高音は出てない"みたいなマイナス意見が多かったけど、個人的にはそういう"以前のように高音が出ない"という徳永英明を、その時点で別の形でちゃんと表現してると思ったので、巷の評判と自分の感想のズレにかなり驚いた事がある。

というあたりで結論は…超マニア向けの1枚。


動画は「結局これかよ」という定番曲で。