かげぐちを言う、ということ


こんにちはみんなのあだちです。
突然ですが、みなさん、かげぐち言うのん好きですか?
良くない事だって分かってるのに
思わず言っちゃいますか?


どこまでが「かげぐち」であるかは微妙なところなんですが
シンプルに言えば、
「面と向かって言えない事を、他の人に言う」
「その話題の人物は、共通の知人である」
この2つの条件さえ満たしていれば、それは立派にかげぐちといえる訳で
そう考えると、けっこう日常的にやっちゃてるんではないでしょうか。
僕も含めて。


例えば僕がA君のかげぐちをB君に言ったとして
もともとB君の、僕に対する印象よりA君に対する印象の方が良く
しかも内容がB君にとって納得のいかないものだった場合、
僕のB君に対する信用は著しく落ちてしまいます。


「あだちがA君のことを〜〜って言ってた」
なんてB君がA君に話した時点で色々終わりますし。非常にリスキーな遊びですな。


もう一つは、僕がA君のかげぐちをB君に言ってるということで
B君までもが「あだちは俺のことも他で言っているかもしれない」と
疑う可能性があります。非常に高い可能性です。


かくいう僕も、かげぐちを日常的に言っている人には
こういった印象を持ってしまいます。
卑屈かもしれないですが


こんなリスクをしょってまで、人はなんでしてしまうんでしょうね?


「秘密を共有する」というスリルが楽しいのかもしれません。
もしくは、憂さ晴らしですね。言えないストレスを発散してしまう。
恐らく自分と同じ印象を持っているであろう人と
その内容を共有することで、「自分だけが持っている不満ではない」とする。
安心したい。そんな心理が働くんだと思います。
相手との信頼関係を深めたいという思いも込められていたりします。


しかし、上で言ったようなリスクが必ず存在します。
それを分かった上で、どうしても必要な時にはかげぐちを言いましょう。
理性的に。深い考えで。
飲み込みすぎても、精神衛生上、悪い。
かげぐちを言われている人にも、言われるなりの悪い所があるんでしょうから。
「面と向かって言ってもらえない人間」これも愚かだと思います。
もし、かげぐちを言われていたら、言っている人ばかりを憎むのではなく
こう考えて自分をいさめる事も必要だと思います。


別に、僕がタイムリーにかげぐちを言われていたり
かげぐちを言ってる人を目の当たりにしたから
ここでわざわざ書いてるんではないことを断っておきます。
まぁ、むしろ日常的に疑問に思ってることを
「自分の考えの整理として」ここに書いてるだけなんです。


大事なのは、仕組みを考えること。