おしゃれ日記


タイトルはディズニー名作「おしゃれキャット」から。


今週は忙しくて日記がとても遅れまして
大変ご迷惑をおかけしました。すいません。
みんな忙しいのヨ!っていうツッコミが
そこかしこから飛び交ってくるのが目に浮かぶような
そんな気分がします。


子供の頃、ご飯を残したとき親に
「世の中には、食べたくても食べられない人が沢山いるのよ」
と叱られた記憶は殆どの人にあると思われますが
いったいなんなんでしょうか。あれ。
「定番しつけテクニック」
ああこれか。


悪人は地獄へ行くという教え、
つまり宗教なんですが
ほんとによく出来てると思います。
つまりはこれ、一部分「しつけテクニック」
悪いことをしても、バレなかったらいいんだよ。
誰にも迷惑をかけなきゃ、何をしてもいいんだよと
まぁ人が人間やってたら思わず陥ってしまいそうな屁理屈
これを防止するのが「地獄存在説」でありまして、しかも
「あいつ陰で悪いことばっかりやってるのにモテモテやん」
みたいなやるせない気持ちを満足させてしまうというオマケも
ついてきます。
これは、うむ。なんというか完璧です。
法律の手の届かないところに存在する悪、そしてモテモテ。
そんなやつらは地獄へいけば良いのですよ。


僕の田舎は和歌山の奥の方で、そこに辿り着くには
かの有名な高野山
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/2215/
を経由するのですが、
そこで今でも売ってるのかな。「地獄と極楽」という漫画があります。
(ネットで軽く調べたのですが、ありませんでした)
子供のころの僕には、それはそれは怖い漫画で
人間が串刺しにされて焼かれたり、岩に押しつぶされたり
でかい犬に食われたり
どらどろに溶けた鉄に追い回されて結局逃げ道が無くなって
足からどろどろ飲まれたり犬に食われたり
たぶん大人でも怖いです。しかも絵柄がちょっとコミカル。
最悪です。
でも。今考えるとなかなか良いしつけになったのではないかと思うのです。


逆に、どんなに不幸でも善行を重ねれば天国にいける。
命を大事に、食べ物を大事にする。
嘘つかない。盗まない。じゃあ天国にいく。
これもまた素晴らしいですね!
まぁ単なるファンタジーだとも言えるんですが、
子供のときにそう刷り込まれてしまうと、大人になった今でも
良いことをしたら、いい気分になるのです。
悪いことをしたら、嫌な気分になるのです。
誰も見て無くても。そして人類安泰。
最高です宗教。グッジョブ


自分の子供にも、是非こういったしつけをしたいものですね。
え、僕ですか?
「よい子シールをためたら御褒美」でしつけされました。