釣り似合いそう→クリミア戦争*1


オカジ(岡島:ブッキングマネージャ)が横で電話をしています。オカジは声が大きいので、まあもとより密談をする気がないからなのでしょうが、話の内容が筒抜けです。(もちろん相手の声は聞こえませんが。)


なんでそんなことを書いたかというと、実はうらやましいのです。オカジぐらい声が通ればなあと思うことが僕にはあります。というのも、僕の声はどちらかというと圧倒的に「どんな些細なノイズにもかき消されやすい」声だからです。


中島らも氏の著作にもありましたが、お店でしばしば注文を間違えられます。覚えているのは、もう10年以上前のような気もしますが、寺田町のマクドナルドで確か「チーズバーガー」を注文したのです。ところが出てきたのは「月見バーガー」でした。確認(復唱?)のときに気付かなかったのか、訂正すらも面倒だったのかはもう覚えていませんが、とにかく、普通ならば「チーズバーガー」が「月見バーガー」に聞こえるはずがありません。なのに沿う聞こえたらしいということは、よほど聞き取りにくかったのでしょう。


それ以来、「月見バーガー」のシーズンになるとそのときのことを思い出すのです。でも同時に、実際には買うつもりがなかったそのとき以来「月見バーガー」を食べた記憶はないのです。おいしかったような気はするんだけど。


以上、秋のエピソードを廣瀬がお届けしました。ではまた来週。チャオ!