とつぜん


しょっちゅう行っていた食堂が、前触れも無く
とつぜん閉店してしまいました。
再開の見込みも無さそう。


閉店の3日くらい前に、そこで期間限定でやっていた
「ほうれんそうのごま和え」が、
それはもうあまりに美味しくて、
厨房のおばちゃんに
「いつまでコレ、やってますのん」って聞いたら、
うーん、だいたい3ヶ月くらいかなぁと云う答えが返ってきました。
そこで働いている多くの人たちにとっても、
閉店は寝耳に水だったに違いありません。


僕はなんだか、最愛の恋人に突然の別れを告げられてしまったような
わけのわからん感情にとらわれてしまいまして、
仲良くなった店員さんたちとも、もう会えないかもしれない。
これは贔屓の店が無くなった程度、ではすまん話であります。
これから俺は一体何を食えば良いのだ。
仕事の終わる夜11時頃にまともな飯を食わす所なんて
ライブのオープンスタートの短い間に素早く旨い定食が食える店なんて
寺田町には無いのです。
君でなきゃあ、だめなんだよ。


外はしとしと雨が降っています。とても寂しい気分です。