ブリッジ・オーヴァー・トラブルド・ウォーター


こんにちは。寒いですよね。今日のタイトルは説明するまでもない、エスアンドジーの名曲からいただきました。ありがとうございます。


サイモン&ガーファンクルのすべて

サイモン&ガーファンクルのすべて


ときどき、練習と称してこの曲を原曲に合わせて車の中で高らかに歌い上げる習慣が私にはありますが、そっとしておいてください。ちなみに、最後の繰り返しのサビのところで血管が文字通り飛びそうになります。類似の行為を計画中の皆さんはご注意ください。


さて、大阪の観光名所のひとつに「戎橋」というのがございまして、まあなんつうかいわゆる観光名所ですね、確かに。この橋を渡るとき、グリコの看板を背景に写真を撮っている方を見ない瞬間はないといっても過言ではないでしょう。ミナミに出ることが生活の一部となっているみなさんには、まあ人(特に黒い服の人)が多いだけの、まあ、橋、ぐらいの感じだと思いますけども。あとはあれね、タイガース優勝のときに文字通り人であふれかえって、人が文字通りこぼれ落ちていく橋。ちょっと違うのか。まあいいや。ございますよね、戎橋。ご存知ですよね。


で、この橋、長らく架け替えの工事をしてましたよね。右半分やってー、できたから左半分やってー、みたいな感じで。でね、僕も久しくあのあたりを歩かなかったので、完成してたの知らなかったんです。どっかでそれを読んで、ああ、一回行ってみないとな、と思ってたんです。で、こないだたまたま難波から心斎橋に向かって御堂筋を北上していて、スポタカの前で「あ、そうや。戎橋。」みたいな感じで思い出したので、ちょっと寄り道して見てみることにしました。


キリンプラザ側から半分ぐらい渡って、ああ、なるほど。下に下りていけるようになってるんだ。前より広くなった気がするな。などと平凡な感想を持ったところで渡りきらずに引き返して、そのままアーケードを心斎橋に向かって歩き始めたとき、聞こえてきたのは救急車のサイレン。しかもかなり近いところにいる。御堂筋から入ってくる道路を見ても、それらしき姿はない。音が大きくなってくる。すれ違う人の「ええええ」という声に180度振り返ると、人ごみを突っ切って救急車が戎橋を渡ってくるところでした。ええええ、と僕も心の中でつぶやきました。



あの、もう、わかってくれる人だけわかってくれればいいですけど、グレーの太い縦線が御堂筋、その右のちょっと細い縦線が心斎橋筋商店街。赤の矢印が救急車の経路ですね。


というわけで、えらいもんを見たなあ、というお話でした。道頓堀川(図の水色の横線)はいつものようにおだやかでした。ていうかむしろあれ流れてんのか? また来週、廣瀬でした。チャオ!