モジュラージャックを、見つけた。


インターネットの契約をしたんですが
契約後、家に帰ると
普通の家なら絶対にあるはずのモジュラージャックが
どこを探しても見つからない!


で、大騒ぎをしました。
いや、本当に騒いだわけじゃないですけどね。
こう書くと、なんか廣瀬さんみたいな言い回しですね。
僕の家は、そりゃもう大量にゴミのような物が所狭しと
床中に鎮座ましましてるわけでして
そいつらをいったん、部屋や廊下の真ん中に移動させないと
壁が見えないんですな。
で、やっぱりいくら探しても見つからない。


うむ、やはり、というか
もしかして、防音部屋(倉庫)の裏なんではなかろうか。
泣きました。コレを移動するのは大変だぞ。


移動しました。


ありませんでした。


さすが、過去のとはいえオレはオレです。
いつか使う可能性のあるモジュラージャックを
倉庫の裏に隠すほど愚かではなかったようでした。
でも、無かったのでもう一回泣きました。


あ、本当に泣いたわけじゃないですよ、物の例えとして(略


で、結果としてモジュラージャックは見つかったんですが、
普通ね、モジュラージャックって壁についてるじゃん。
いまさら説明すると、モジュラージャックって、あの
電話の線を繋ぐところね。
それを普通、探すじゃないですか。
ウチのモジュラージャックは壁から線が直に出ていて
その線の先にゴミみたいなプラッチックの箱が付いてて
そこにジャックがあるという。
誰のニーズでそんな仕様になったんだよ。


ずーっと見えてるのに、気づかない。それは幸せに似ていた。
(終わり)