2枚目と12枚目

こないだJUDAS PRIESTのライブを見に行ってきた。メタルゴッドだ。
率直な感想で、「震えるほど感動した」のと「もう最後かなあ」という感じ。
なんせ、前回の来日は僕がJUDAS PRIESTのファンになって以来十数年来待ち焦がれたロブ・ハルフォードを含むメンバーでの来日だったものの、大阪城ホールの最後尾スタンド席だったのもあって、「どうやらステージにJUDAS PRIESTらしき人たちがいるみたいだ」という状態だったのも事実で、今回はそれに比べると雲泥の差で「うおおお!ロブの表情まで分かるッ!」という距離で見られたのは、自分にとって素晴らしく感動的な出来事だった。

最新作『NOSTRADAMUS』がコンセプトアルバムだった事もあって、結構ステージセットから作り込まれた感じのライブで、なんていうのかな、シアトリカルっていうのかな、そういうライブ。それはもう威厳と貫禄に充ち満ちたライブだった。
しかし、ロブの衰えはもう明白。JUDAS PRIESTのライブビデオ(ブートレッグ含む)とかで見ている全盛期に比べるとそれは明らか。それでも、そこらのボーカルのカリスマ性とは格が違うし、歌は上手くなってると思うけども。PAINKILLERを歌ったあと、モニターに両手をついて疲れを隠しきれなかったロブは、なんだか痛々しかった。そこまでしなくてもいいよ、と思ってしまった。

勝手なファン心理だけど、そこまで衰えてしまったメタルゴッドを見たくはないのだ。
でも、僕の中でJUDAS PRIESTは最高だ。それだけは変わらんのである、永遠に。



THE RIPPER。超カッコ良い。


TYRANTのライブ映像が全然無かったので鉄板のコレ。


The Hellion / Electric Eye / Riding on the Wind。お約束というか、最後はこの3連発で締め。