あだち日記です


「こんにちは、あだちです!」の時間ですが
いかがお過ごしでしょうか?こんにちは!
僕は元気です。


さて、皆様
島田紳介の国民的潜在能力検定」
という番組をご存知でしょうか?
先日、ひょんなきっかけ(古語)でその本を読みまして、
それが大変おもしろかったのでここでちょっと紹介しようと思います。
著作権的に問題があるようでしたら即削除しますのでご安心ください。


要するにとんち問題なんですが、知ってる人も多いのかな?


問:A君とB君が、1枚のビスケットをめぐり、大ゲンカをしています。
  2人が文句を言うことなくビスケットを分けるには、
  お母さんはどうしたらいいでしょう?


以下が模範解答です。


「1人にビスケットを割らせ、もう1人に選ばせる」
まず、どちらか1人にビスケットを割らせて、
もう1人に欲しいほうを選ばせます。
選んだ人は好きなほうを選んだので、文句はない。
割った人も自分で割ったのだから文句は言えない。


なんじゃソレ!!って思った人。手を挙げましょう。はーい。僕です。
この答を見た瞬間、「割る人の方が圧倒的に不利やんけ!」って思いました。
ぶっちゃけ、これ、問題が悪いですな!
(本の解説にも似たツッコミがありましたが)
喧嘩しない為には完璧に二つに割るしかないやろと思うわけです。


しかしですね。ちょっと気づいたんですよ。これ読んで。
完璧に二つに割ったことによって、
大喧嘩していたA君とB君が本当に仲直りするでしょうか?
何か問題があった時に、どうも目に見える解決ばっかり探しすぎなのかなと。
気持ちの上での解決に至ってないんではないかと。
上の問題の「模範解答」っていうのは、どうも「解決」ではなく
「とりあえず文句を言わさない」ことに重点がおかれているようで
気に入らないんですが、
むしろ「気持ちの上での解決」に関してはダメダメな答ではあるのですが
僕はぜんぜん、全く、こういう方向(つまり心理)について考えませんでした。
A君とB君の気持ち、喧嘩の根本にある心を考える前に
ビスケットを完璧に2つに割る方法ばっかり考えてしまうんですよ。
みなさんはどうですか?


ではまた来週!担当はPAあだちでした。